介錯

大手町のMARUZENにふと立ち寄ったときに、松下幸之助の「道をひらく」が目に入ったので、パッと開いたページがに「止めを刺す(とどめをさす)」というエッセイだった。武士はトドメを刺すにも作法があり、それを怠らない。まさに自分が一番苦手としていることで、ゴールが見えてくると途端に手を抜いてしまったりする。時には終わらせてしまうことに恐怖心を持つことすらある、完成恐怖症だ。だからこのエッセイを読んだとき、終いまで心を通わせてやり遂げるということの大切さ、わかっているはずなのに、完結な言葉で、スッと刃物を差し込まれたように心が痛んだ。

 

ロンドンにいたときはもっと自分でも面白いと思える文章書いてたと思うんだけど、全然思い浮かばなくなってるな。日々の経験の所為か、仕事に追われ、家に帰ってはすぐ布団に入るを繰り返す。あと文化的なものに触れる機会も減ったかな。あと、書きたくて仕方なくて書いてた。湧き出てきてた。今はこれも、なんとか引きずり出して書いてる。これじゃないんだよな。

亥年

昨年7月に新しい職場に移ってからというもの、今まではプライベートな友人に限定していたFBも仕事の人が繋がるようになってしまって自由気ままにあちらに書けなくなってしまった。反面、いままで得られなかった情報にもアクセスしやすくなったり、というのはすごくある。というわけでFBはそういう用途&自慢したいことがあったらでそれをしていいねをいただく場と割り切ることにした。

 

仕事は資金調達の真っ只中、有象無象ひしめく金融の達人を相手に私みたいな素人が、わかってるヅラしてなんとか耐えている。毎日のように胃が痛い。4月でクローズできそうだったのに、おそらく伸びる。平成のうちに決着をつけたかった。新しい時代とともに会社も成長していく、ということで。とにかく、まだ契約の内容もまとまっていないので気を緩める時間はない。

 

プライベートは、辛いことがたくさんあった。妻が強い女性で本当にありがたい。多くをここに書くのはやめよう。

 

IPad proを新調し、純正のスマートキーボードも買ってしまい、嬉々として文章を打ち込む、土曜の午後。

再起

新しい職場での仕事が開始して早3週間。すぐやること、ちょっと先のために考えておくこと、タスクありすぎで楽しい毎日。朝ちゃんと起きてるし。前は遅刻して当たりませだったのに!その代わり家で勉強する気力が出ずすぐ寝ちゃう。昼間のインプット量多すぎなんだもの、寝かせてください。

夜道

すっかり書かなくなってしまったけど、pythonの勉強続けたりはしてる。Udemyのコース買ってみたり。ただ、データ分析がやりたいのかウェブアプリが作りたいのか、プログラミングで何やりたいのかが相変わらずよくわからないという。無駄知識にはなってないとは思う。ゲームアイデアも時々書き溜めはワナビーのまま。仕事は転職が決まりだるすぎる引継ぎをこなす毎日。早く次の職場へ旅立ちたい。次のとこもぐちゃぐちゃっぽいけど形を整えてく作業が好きだからなんとかなる(あらかたできてくると飽きるけど)。現状はとにかく、やることなすこと目的が曖昧。だけど歩くべき道は目の前にちゃんとある。歩みをしっかりと進めないと。

飛翔

年始のおみくじに、鳥かごから飛び立つときです、のようなことが書いてあった。鳥かごが意味するところはなんなのか、今の状況か、今の会社か、自分のネガティブに陥りがちな思考回路か、とにかく、飛び立つ先が決まりました。

ついでに物理的に現在の鳥かごも巣立つことになって、4月からは新居での生活が始まります。一気に全てをリセットしないと次に進めない生き方、しんどいけどこれしかできない。

こんなときだからこそ、そばにいてくれる人がいて、本当に幸せだと思う。

表裏

歩みを進めた時に一緒に歩いてくれる人、その場で留まる人。立ち止まった時に一緒にいてくれる人、置いていく人。後ずさりした時にそばにいてくれる人、後ろを振り向かない人。

 

自分の全てを晒け出せる人。無表情の反動。